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犬死にする生き方

おはようございます。上田です。

昨年末に、エミリー・ディキンソンの詩を引用した
メルマガをお届けしましたが、

https://humanjp.com/blog-20221221/

その文章をあらためて読み返して思ったのは、
一般的な内容のような書き方をしているけれど、
これはただ自分固有のことを書いているんだな
ということです。

文中に例を挙げた
「私はこのままではいけない」
「もっと○○にならなければ」
「今のような生き方をしていたら人生が無駄になる」
というのもまさに自分自身のことで、
私自身はいつもそう思って
焦りや不安を覚えていた時期がありました。

エミリー・ディキンソンの詩もそうですが、
当時の恩師から言われた言葉で救われたものとして、

「犬死にしたくないと思っているうちはダメだ。
犬死にしようと思って生きるといいぞ。」

という言葉があります。

言われたときには
「そんな生き方がいいはずはない」
と反発したのですが、

実際に
「よし!犬死にする生き方をしてやるぞ!」
と思うと、
肩の力が抜けて、とても楽な気持ちになったのです。

私も犬好きですが、
犬にしてみると、とても失礼な話ですよね。

「わがままでいいんですよ」
と言われてそれを受け入れると
人の役に立つことを自然にやり始める。

「失敗してもいいんですよ」
と言われると上手くいく。

ということにも、通じるところがあるかもしれません。

共通点としては、
「それでいいんだ」と思うことで、
これは自己肯定の一種かもしれないですけど
その裏を返すと、
「○○しなければいけない」
とか
「○○してはいけない」
というマインド(思考)から開放される
ということです。

あらゆる「すべき」をなくしてみると、
思いがけない方向に人生が流れていきます。

これは私に限った話かもしれませんが、
私の場合は、
「人生を無駄にしてはいけない」
という思い込みがあるうちは、
本当の自分を生きることができていなかったように思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください。