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人間研究の背骨になるもの

おはようございます。
上田です。

私は30代の約10年の間、
ひたすら本を読むという
不思議な仕事をしていました。

いろんな古典を乱読していく中で、
自分の中に1つの大きな気づきがありました。

それは、
東洋と西洋の文化や文明が、
それぞれほとんど交わることなく、
発展してきたということです。

それらがうまく融合できれば、
伝統文化を大切にしながら、
人々にとって本当に役に立つ
新しい何かが生まれるのではないか?

そういうものを研究したい、
という願いを
いつしか強く持つようになっていたのです。

そんな時、あるきっかけで
ヒューマンデザインの存在を知り、
その原点となるマンダラを見た瞬間、
私はその世界観に強く引き込まれました。

そこには、
西洋占星術や易経、チャクラやカバラなど、
東洋と西洋の古代の叡智が1つの円の中に
統合されていたのです。

医学などの科学の世界から占いの領域に至るまで、
現在においてもなお
東洋的なものと西洋的なものが
ほとんど交わることなく存在している中で、
ヒューマンデザインのマンダラは、
東洋と西洋の古代から伝わる文化が、
非常に美しく調和のとれた形で表現されていたのです。

ヒューマンデザインで何が分かるのか、
とか、
どういうことに役立つのか、
について、
その時はまだ何も知らなかったのですが、

そのマンダラを見た瞬間、
直感的に

このシステムの奥には、
宇宙の真理や、人間であることの意味、個性とは何か、
人々が幸福になるための知恵などが、
眠っているに違いない。

もっとこのシステムについて知りたい。

という強い思いに駆られました。

・・・いわゆる一目惚れでした。

今年のGWに参加したリトリートの中で、
「私は何者であるか?」について、
焚き火を囲んで語り続けるという
ネイティブアメリカンで伝承されているワークを実践してきました。

思えば、
「私は何者であるのか?」
「私とはどういう存在か?」
「私の個性は何か?」
ということは、

太古の昔から、
人々がずっと取り組んできたテーマで、
「自分のことを知りたい」
というのは、
人々の永遠の願望だと思います。

古代の人たちは、
現代の科学では証明されていない様々な手法を用いて
その答えを見つけようとしてきました。

世界各地で伝承されている
カバラや易経のような古代の叡智には
「自分を深く理解して、より幸福になる」
という知恵が集積されています。

それらの叡智を統合して生まれたヒューマンデザインは、
さらに深いレベルへと私たちを導いてくれます。

ヒューマンデザインに出会ってから20年が経ちました。

出会ったときは大きな衝撃がありましたが、
もともと飽きっぽい性格の私は
ヒューマンデザインへの情熱が
これほど長く続くとはまったく思っていませんでした。

セドナやスペインのイビサ島に何度も通いながら、
ヒューマンデザインの創始者ラーのもとで学びながら、
皮膚にしみこんできた感覚は、
今でも鮮明に残っています。

10年間、
ひたすら本を読むという仕事をすることになったのも、
私はもともと、
生涯をかけて人間について研究したい、
と考えていたからなのですが、

私自身のライフワークである人間の研究にとっても、
ヒューマンデザインは、
その背骨のような存在になっています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください。