
ヒューマンデザインと氷風呂
先月のとある日、僕は血管収縮にともなうキンキンした痛みに耐えていました。
というのも、2℃の氷風呂に2分間浸かるというチャレンジを決めたからです。
「アイスバス」と呼ばれるこの氷風呂、海外の経営者やセレブを中心に密かなブームを巻き起こしています。危機的な状況によって、眠っている身体のポテンシャルが引き出され、免疫力や新陳代謝が向上するほか、「絶対にムリだ」という思考を手放してコンフォートゾーンを突破できるため、手軽な悟り体験として人気を博しているそうです。
アイスバスがどんなものかイメージをつかみたい方は、僕の体験をギュッとしたこちらの動画をご覧ください(Instagram) ↓
https://www.instagram.com/reel/DJyA2dfBh2Y
著名人では、Twitter創業者のジャック・ドーシーや、陸上選手のウサイン・ボルト、歌手のビヨンセ、モデルのミランダ・カーなどが取り入れているとか。
僕がアイスバスに挑戦することを決めたのは、一種の臨死体験みたいなことが味わえそうな匂いにドMセンサーが発動したからであり、ヒューマンデザインとは一切関係ありません(笑)
ところが、チャレンジの直前に説明を聞いているときに、思いがけず「これ、ヒューマンデザインと同じやん!」と心の中で叫ぶことになりました。
思考はアイスバスを敵だと認識するため、最初の30秒ほどは冷たさや痛みに耐えるだけの地獄のような時間が訪れます。
ところが、人間の身体の中には氷河期を乗り越えてきた遺伝子も眠っているので、実は余裕でアイスバスに対処できる。身体にとってはむしろ、アイスバスはポテンシャルを引き出してくれる味方なわけです。
2分間のアイスバスを乗り切るためには、恐怖でいっぱいの思考を手放して、余裕しゃくしゃくの身体にゆだねるしかない。これは、ヒューマンデザインの中核をなすプロセスとまったく同じです。
思考(マインド)に人生を支配させることを手放して、身体の反応にゆだねると、持って生まれたデザインが最大限に発揮され、魂の目的のために生きる喜びとエクスタシーを味わうことができる。
ブッダをはじめ様々な思想家や哲学者、宗教家やスピリチュアリストが何千年も前から伝えてきたことでもあります。
ヒューマンデザインは、個性という観点からそこにアプローチする点、そして幾何学的な解像度の高さがユニークなところですが、身体の使い方に関しては「ストラテジーと権威」と呼ばれる個性の一部にゆだねるということ以外、あまり語られていません。
そこに身体的にアプローチする方法として、アイスバスはすごく良いなと思ったんです。
「絶対ムリだ」とか「〇〇すべきじゃない」という思考を手放して、身体をもっと信頼することを感覚的につかめば、「ストラテジーと権威」の仙骨反応の感度が上がったり、脾臓の直観を研ぎ澄ませることができるのでは?と。
さて、僕自身がアイスバスに浸かった感想ですが、足先・手先はちぎれそうに痛かったけれど、身体の中は温かい不思議な感覚。色々なことを考える余裕はなく、ただ自分の身体の感覚と呼吸に集中していた2分間は短く感じました。
アイスバスから出た直後は、身体は冷え切っていて普段どおり動かないのですが、自律神経が活発に活動しドーパミンやノルアドレナリンが大量に放出されたせいなのか、多幸感があり景色が鮮やかに美しく見えます。
その後も、普段デスクワークばかりで眠っていた身体が再起動されたかのように、身体の声により敏感になったり
思考でコントロールせず流れにゆだねる(例えば波風が立つのを恐れてずっと言えなかった本音を、ピンと来たタイミングでさらっと言う)が以前よりはるかに簡単にできるようになったのを感じています。
日本ではヒューマンポテンシャルラボというところが主催しているワークショップで体験できるので、興味ある方はぜひ。思考ガチガチの人ほどオススメです。
次は、スウェットロッジという、高温サウナで3時間蒸される体験にチャレンジしたいと思ってます。ドMの好奇心とどまるところを知らず…これも実は僕のデザインに組み込まれています。
また体験レポートができたらお届けしますね。それでは。
AKIRA
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