「橋」はどのようにかけられるのか?
こんばんは。
上田@いつものカフェです。
神奈川県の藤沢に住んでいた頃、
家族でよく江ノ島に散歩に出かけました。
島までは、結構長い橋がかかっているのですが、
歩道も広く、島であることを忘れるくらい、
スムーズに行き来できます。
いつも大勢の観光客で賑わっていますが、
もし、橋がかかっていなかったら、
そんなに多くの人が訪れることはないでしょう。
1本の橋はとても大きな価値をもたらします。
北海道や九州や四国なども、橋やトンネルでつながって
陸続きのような利便性と一体感があります。
だから昔から人は頑張って橋を作り続けてきたんですね。
ヒューマンデザインのチャートでも、
人それぞれ「ここに橋がかかっているといいのに」と
思いがちな場所がいくつかあります。
島とか川であれば、なんとかして橋をかけることは
文明的な行為なのでしょうが、
生まれ持ったデザインの場合は、
頑張ってその橋を自分で作ろうとすればするほど、
本来の自分らしさからは遠ざかってしまう、
ということが起こります。
「ここに橋をかけたい」という願望が
思わぬ罠になることもあるのです。
そんな時でも、
ただ自分らしくあり続けることを心がけていれば、
最適なタイミングで誰かが橋をかけてくれます。
そうやって作られた橋こそが、
自分にとっての完璧な橋になるのです。
人はもともと完全な状態で
生まれてきています。
「橋があるといいのに」とついつい思ってしまう場所は、
自分でそこに橋をかける場所ではなく、
環境や出会いによって
橋がおのずとかかるための場所なのです。
自分のチャートで白くなっているところも同様に、
自分にとって白いほうがいいから
生まれつき白くなっているのです。
他の人が持っているのに自分は持っていない
ということの美しさが実感できるのも
ヒューマンデザインの良さだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
素敵な夜をお過ごしください。