漢字とヒューマンデザイン
こんばんは。
上田です。
今日は年末年始の引きこもり先からお届けします。
最近、久しぶりに漢詩を読む機会が増えてきています。
千年以上前の中国で、
漢字だけで書かれた詩を、
返り点や送り仮名をつけるだけで
日本語として音読できることに、
いつもながら感動を覚えます。
ところで、
西洋生まれのヒューマンデザインですが、
漢字と深い関係があるのを
ご存知でしたか?
ヒューマンデザインは
まずスペインで生まれ、
アメリカから世界中に広がりました。
でも、その分析の基本は易経と言われる
古代の中国で生まれたものです。
「当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦」
という言葉を一度は耳にしたことがある
のではないでしょうか?
易経では、
8×8の64種類の要素から
将来を占いますが、
ヒューマンデザインでは、
易と同じ64種類の要素を組み合わせて
個性が描き出されていきます。
そして、その64の要素それぞれは
1文字または2文字の漢字で
表現されているのです。
西洋生まれだけれど、
その本質は漢字なので、
馴染みやすく、
深い理解がしやすいのだと思います。
ちなみに、今年の漢字は「密」でしたね。
新型コロナ感染拡大防止の観点で、
物質的(肉体的)な
「密」
を避けるということが徹底された一年でしたが、
その一方で、
ヒューマンデザインで伝えられている
来るべき2027年の飛躍に向けて
精神的な密度を高めていく
そして、みんなで気づきを得ていくための
大きな節目だったと感じています。
来年は、そのためのプログラムも
企画できればと思っています。
今年も一年ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。