AIでヒューマンデザインを学ぶ上で大切なこと その3
こんにちは、上田です。
これまで
「AI時代の学び方」
「違いを感じるための自分軸の育て方」
についてお話してきました。
今回はその続きとして、
「情報の一部だけを追うと何が起こるのか」を、
ヒューマンデザインの視点からもう少し具体的に深めていきます。
以前もお伝えしましたが、知識や情報が限られていると
その枠の中だけで物事を捉えてしまいがちです。
視野が狭いままでは、私たちは本当の意味で
“ホリスティック=全体的”
に物事を見ることができません。
もちろん、細分化して
部分ごとに理解することも大切なプロセスですが
それに偏りすぎると、
かえって不都合や誤解が生まれることもあります。
===部分的な知識”が生む落とし穴===
たとえばヒューマンデザインでも、
「私はプロジェクターだから〇〇できない」
「〇〇センターが未定義なので、必ずこうなってしまう」
「このゲートがあるから仕方ない」
こんなふうに、限られた情報だけを頼りに、
自分自身の可能性を狭めてしまう方が多くいます。
その結果、自分を否定したり、
他人の感覚を優先しすぎたりすることに繋がってしまう。
でも本来、ヒューマンデザインは、
型にはめるためのものではありません。
むしろ、そこから自分を深く読み解き、
選択肢を広げていくためのものです。
===ホリスティック(全体)な視点”の大切さ===
例えば、車に関していえば、
・どんなエンジンを積んでいるのか
・どんな燃料で動くのか
・車内の配線図はどうつながっていて、どんな特性を持っているのか
それぞれのパーツをバラバラに見ていても、
車そのものの存在感や乗り心地はわかりません。
だからこそ、
常に全体を見ようとする視点が大切になってきます。
あなた自身の“設計図”の全体像を体系的に知ることで
ようやく自分の本質が見えてくる。
そこに、ヒューマンデザインの面白さと深みがあります。
===AIに質問してみた話===
試しに、AIに自分のヒューマンデザインの情報を伝えて、
「オーバーアクションが苦手な理由」を尋ねてみたことがあります。
AIはおそらく
タイプ、プロファイル、インカネーションクロスなど
ヒューマンデザインのいくつかの要素を組み合わせて
いろいろと説明してくれました。
いくつか出してくれた答えの中には、
とても良くできたものもありましたが、
中には、何度説明しても組み合わせてもらえない情報もあり、全体的には何か違う印象を持つ答えになってしまいます。
やはりAIにとって、
多面的に物事をみて
複数の要素を組み合わせて、全体像を掴む
という点に関しては、現状ではまだまだ難しいようです。
全体像をどこまでも
ホリスティックに捉えることができたなら、
その背景や本質にもっと深くアプローチようになります。
10個、20個、30個…
さらにもっとたくさんの要素を掛け合わせて、
その人ならではの表現や行動を読み解いていく。
そこに、
人間という存在の複雑さ、面白さがあります。
情報を細かく見ていくことも大切ですが、
それだけでは人は捉えきれない。
ホリスティックに、
全体から自分を見ることが、本当の理解への道なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。