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忘れがちな大切なこと

こんばんは。
上田@神楽坂の事務所です。

新型コロナウイルスのワクチンの副反応が、
欧米の人たちと日本人とで
少し数値が異なるというような
報道がなされていました。

人類がウイルスを
どうやって克服していくか、
という視点に立つと、

ほとんどすべての人にとって、
有効なことは何か、
また、
どうしたら安全になるのか、
というような
統計的に人間に共通するものを
徹底的に探っていくことは、

安心や健康のためにも、
とても大事なアプローチです。

しかしその一方で、
ほとんどすべての人に当てはまることを
追求しすぎることで、
本来一人ひとりが持つ、
唯一無二という視点を
忘れがちになってしまうかもしれません。

たとえば、自分の手を見たとき、
指先の爪の中に入っているDNA情報は
生まれたときから持っていて
死ぬまで変わらないもので、
自分と同じ人は誰もいない、
まさに70億分の1の情報ですよね。

爪のDNA情報というと、
犯罪捜査などに利用されるイメージが
強いかもしれないですが、
自分の爪は
世界で唯一無二の存在だという事実を
冷静に考えると、
それってすごいことだと思いませんか?

そのDNA情報は、
勉強してどんな知識を身に着けても、
どんな経験を重ねても
どんな家庭環境でどんなしつけを受けても
変わることはありません。

「爪のアカを煎じて飲め」というのも
「その人固有のDNA情報を取り込みなさい」
とも解釈できると思うと、面白いですね。

でも、私たちは往々にして、
爪などの細胞1つ1つの中に、
他の誰でもないその人だけの情報が入っている
ということを日常生活では忘れがちです。

私たちが日々とらわれがちなのは、
知識、経験、社会常識、スキル、人脈、人間関係など
あとから身につけたものではないでしょうか?

確かに、それがとても大事だというのもその通りですし、
常識をわきまえることも意義のあることでしょうが、
そこだけで生きてしまっているのではないでしょうか?

アタマの先から足の先まで
全員がオンリーワンの存在だということなのに
人はこうであらねばならないとか
お姉ちゃんだからこうしなさいとか
こういう場面ではこうしなければいけないとか
みんなやってるんだから、お前にもできるはずだとか・・・

爪を見るたびに、
「この中にも自分しか持ってないものがあるんだ」
ということに思いを馳せてみるのも
いいのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
素敵な夜をお過ごしください。