Menu
―― 前回、上田代表ご自身のデザインについてのお話がありましたが、その点について、もう少しお話をうかがえますか。

「すべての人に これだけは 受けてほしい」
―― ヒューマンデザインジャパンの方針は、「すべての人にLYD(リビング・ユア・デザイン講座)を!」です。創始者のラーも、LYDについて「すべての人に これだけは 受けてほしい」と言っていますが、LYDを受けるだけで、自分らしく生きられるようになるのでしょうか?

―― LYDを受講すると、友達や家族に、「あなたはこういうデザインだからこうです」と、アドバイスなどができるようになるのですね。
そういうことではありません。
LYDは、受けた人が情報として人に伝えるものではなく、あくまでも自分自身が実践するためのものです。
自分が実践し、自分自身の人生を生きるためのものなのです。
自分自身の人生を生きることの素晴らしさを経験して、LYDのよさを人に伝えたい場合は、LYDで得た知識を情報として人に話すのではなく、その人自身がLYDを受講するよう、是非お勧めしてください。
「すべての人にLYDを!」という意味は、すべての人が自分のストラテジーとオーソリティをどのように実践すれば良いかがわかり、それを実践することで、自分らしく生きていくということを、すべての人に試してほしい、という意味なのです。
―― 個性豊かなLYDガイドたちが、それぞれのLYDを開催しているということですが、各ガイド、内容がそれぞれちがうのですか?
一般的な考えだと、リーディングにしろLYDにしろ、どうせ受けるなら最も優秀な人から受けたい、と思うかもしれません。
今回、インタビューの最初でも話しましたが、人間はみんな違う、一人一人の個性を尊重する、というのがヒューマンデザインの考え方ですので、これが最高のリーディング、これが最高のLYD、というものはないのです。
その時々でピンと来た人から受けることで、自分のその時の状況や目的に応じ、最高の結果になるものです。
同じ人から何回受けてもいいし、いろいろな人に何度も受けてもいいのです。
これは極端ないい方かもしれませんが、すべてのリーダーからリーディングを受ける、すべてのLYD ガイドからLYD を受ける、ということを推奨しています。
ですから、誰から受けたらいいのかということにあまり迷いすぎることなく、まずは誰かのものを受けてほしいと思います。
[企画・インタビュー・写真・記事:中村亜紀]
Menu