
犬死にする生き方
こんばんは。
上田@神楽坂の事務所です。
前回の配信より少し時間が経ちましたが、
前回のメルマガを自分で読み返してみて思ったのは、
一般的な内容のような書き方をしているけれど、
これはただ自分固有のことを書いているんだな
ということです。
文中に例を挙げた
「私はこのままではいけない」
「もっと○○にならなければ」
「今のような生き方をしていたら人生が無駄になる」
というのもまさに自分自身のことで、
私自身はいつもそう思って
焦りや不安を抱えていたのです。
エミリー・ディキンソンの詩もそうですが、
当時の恩師から言われた言葉で救われたものとして、
「犬死にしたくないと思っているうちはダメだ。
犬死にしようと思って生きるといいぞ。」
という言葉があります。
言われたときは
「そんなことはない」と
反発したのですが、
実際に「じゃあ、犬死にする生き方をしてみよう」
と思うと、とても楽になりました。
私も犬好きですが、
犬にしてみると失礼な話ですよね。
「わがままでいいんですよ」
と言われてそれを受け入れると
人の役に立つことを自然にやり始める。
「失敗してもいいんですよ」
と言われると上手くいく。
ということとも、通じるところがあるかもしれません。
共通点としては、
「それでいいんだ」と思うことで、
これは自己肯定の一種かもしれないですけど
その裏を返すと、
「○○しなければいけない」
とか
「○○してはいけない」
というマインド(思考)から開放される
ということです。
あらゆる「すべき」をなくしてみると、
思いがけない方向に人生が流れていきます。
私の例で言っても
「人生を無駄にしてはいけない」
という思い込みがあるうちは、
本当の自分を生きることができなかった
ということです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
素敵な夜をお過ごしください。