「諸君、狂いたまえ」

おはようございます。
上田@神楽坂の事務所です。

明治維新の精神的指導者である吉田松陰が記した
「講孟余話」に以下のような言葉があります。

「天の才を生ずる多けれども、
 才を成すこと難し。」

天から授かった才能を持って
生まれる人は多いが、
その才能を発揮することは難しい。

この言葉が語られた江戸時代は、
ほとんどの人はどの家に生まれたかによって
仕事が決まってしまう時代でした。

武士の家に生まれたら武士になり、
農家の家に生まれたら農家になる、
という具合に。

それが当たり前だった時代に、
天から授かった才能を、存分に発揮するのは
なかなか至難の技だったことでしょう。

松陰は、門下生によく次のように言っていました。

「諸君、狂いたまえ」

自身も何度投獄されても、めげることはありませんでした。

常識に捉われていたら大きなことはできない。

それが明治維新の原動力になったんですね。

幕末の歴史に触れて、
「当時の人は大変だったんでしょうね。
でも今は仕事も自由に選べる時代だから
当時とはまったく違う」
と思っていませんか?

実は今も基本的には同じ状況なのです。
ただ当時とは「常識」の内容が変化しただけです。

昔も今も、
大きなことを成し遂げるという才能を
持ってしまっている人は
「狂う」ということが必要なのだと思います。

「狂う」とは常識にとらわれないということ。

唯一無二の自分の個性を生き切るというのは、
それぐらいの覚悟が必要だとも言えるのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も素敵な一日を。